マイボート釣行のGPS活用方法

マイボートで楽しく、安全に釣りをするためには、魚探とGPSは欠かせない。
最近はこのふたつがセットになった製品が多いけど、私はあえて別々に用意してこの3年使ってきた。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
GPSなしの魚探、ホンデックスPS-500Cと、ガーミンのハンディGPSの組み合わせ。
GPSは最初、eTrex20の英語版(自分で日本語化)だったけど、釣行何回目かの航行中、波で船体が大きく跳ねたときにホルダーから外れてピョーン・・・海に奉納してしまった。
チョーショックだったけど、やはりないと不便なので、タッチスクリーンモデルのOregon450(英語版→日本語化済み)をヲクで購入した。
今度はストラップで固定して使ってるので、今のところ飛んでいない。

魚探とGPSが一体のメリットもきっと色々あるんだろうけど、使ったことがないので分からん。
ここでいっぺん、自分の使い方についてまとめておく。

1.釣り用マップの入手
釣りで使うマップとしては、まずは正確な水深情報が欲しい。
普通に出回っている地形図とかでは役に立たない。
色々探した中で「マイ海図」はよさげだったけど、関東地方とかしかなくて残念。
結局、なかなかよいもの(&お高くないもの)がなくて、最終手段でアナログな手を使った。

元データとして、海図ネットショップで海底地形図(縮尺1:50,000)を購入。
1枚税抜き1,500円。
積丹方面がホームグラウンドの私にとっては、「神威岬」と「小樽」があれば、だいたいカバーできる。

2.マップの電子データ化
海底地形図は1,085x765mmのでっかい紙に印刷されて届くので、それを自分でスキャンして電子化する。
私が必要なのは海岸から水深100~150mぐらいまでの範囲だけなので、地形図1枚につきA3のスキャン5枚程度で網羅できた。
解像度は300dpiで使っている。
画像1ピクセルの1辺が実寸で約4mになる計算だが、私の場合はこれで特に不都合・不具合はない。
スキャンデータは、野外でも見やすいよう画像処理(コントラストを上げてシャープに)してJpegで保存。

3.マップに位置情報を付加
Google EarthがPCに入ってなかったら、インストールする。
今はGoogle Earth Proもライセンスを取るだけで無料で使えるので、どちらでもオッケー。

Google Earthを起動し、目的の場所付近(私の場合は積丹半島)に移動して、適当な大きさで表示させる。
メニューから[追加]→[イメージオーバーレイ]を選択。
2で作成したマップ画像を選択してOK。
すると、アース上に画像が表示される。
左のサイドバーにその画像の項目ができるので、識別しやすいよう適当に名前を変更。
サイドバーの項目上で右クリック→「プロパティ」→「表示」で、マップ画像をほどよく半透明にする。
ge_clip_1
この状態で、下に透けているアース(航空写真)と、マップ画像の位置を合わせていく。
緑色のハンドラーをつかんで拡大・縮小・移動・回転して位置合わせする。
なかなか細かいところまでうまく合わないけど、ここの作業がキーポイントなので、根気よくがんばる。
配置が終わったら、半透明を元に戻して、OKする。
必要枚数のマップ貼付が終わったら、各マップについて「名前を付けて場所を保存」を選び、kmzファイルで保存する。

作成したkmzファイルを、ガーミン本体またはマイクロSDの \Garmin\CustomMap フォルダにコピーする。
ガーミン本体を起動して、設定でカスタムマップを有効にすると、海底地形図が無事表示される。
ge_clip_11
これで釣り用の水深マップ入りGPSの出来上がり。
見栄えのよいマップとは言えないけど、実用上の精度、使い勝手はまったく問題ない。

4.GPSデータの分析
釣行時に軌跡を記録しておけば、以下のことがあとから詳細に確認できる。
・航路のルートマップ、距離
・時系列の速度情報
貴重な振り返り、データの蓄積ができて、とても役立っている。

まずはGPSに記録された軌跡データを取り出す。
本体の \Garmin\GPX\Current\Current.gpx というファイルがそれ。
このファイルをPCにコピーして、日付・場所等が識別できるよう、適当な名前を付ける。
Google Earthを起動し、ファイル→開く→ファイルの種類で「GPS」を選択し、さっきの軌跡データファイルを指定。
ge_clip_2
サイドバーでトラックを選択すれば、アース上に航路の軌跡が表示される。
ge_clip_3
右クリックから「高度プロファイルを表示」を選ぶと、高度(海上なので非表示を推奨)と速度の時系列グラフが表示される。
ge_clip_4
全体の航路長(何㎞走ったか)のほか、いつどこでエンジンを切って釣りをしたか(釣れたか)が一目瞭然。
時刻を合わせたデジカメ(または携帯等)で釣れたときに写真を撮っておき、このデータと合わせて参照すると、どこでヒットしたかを確認しやすくなる。
このほか、巡航速度やマックススピード、エンジンオフ時の風波の影響(流される方角・速度)などもバッチリ。

以上、こんな風に使っている。
最初に少し手間が掛かるけど、あまり金を掛けずにデータ活用までできる方法、どなたかの参考になれば幸いです。

参考にしたページ
http://www.rakuten.ne.jp/gold/ida-online/custommaps.htm

 
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